海炎温泉 湯元ホテル小野浦

皆さまは、旅行の宿泊先を決める際に何を重視するでしょうか
観光のしやすさ、宿の綺麗さ、温泉の有無……それぞれ決め手があると思います。 

私も場合によって異なりますが、最も重視することが多いのが『料理の美味しさ』です。料理の満足感=旅行の満足感につながりやすいと気づいてからは、料理の美味しい宿やオーベルジュ(泊まれるレストラン)を探すことが増えました。
今回の知多旅行の宿泊先は、料理がとにかく美味しいという口コミが多かった『海炎温泉 湯元ホテル小野浦』です。

『海炎温泉 湯元ホテル小野浦』について

伊勢湾に面した美浜町小野浦に位置する温泉地『美浜海炎温泉』のホテルのひとつで、肌がすべすべになるというエメラルドグリーンの天然温泉『宝石の湯』に入ることができます。また、展望に恵まれた立地にあり、お部屋や温泉から綺麗なオーシャンビューを楽しめます。 

詳しくは公式サイトの写真をご覧ください。 

https://www.onoura.jp/spa_rooms_facilities/#lnk_spa 

全室オーシャンビュー&屋上展望台で海の景色を堪能 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦

お部屋 
洋室ツインタイプのお部屋でした。(和室もあるようです) 
ところどころで歴史を感じるホテルですが、お部屋は綺麗に整えられています。 
部屋の奥にあるカーテンを開けると、海が広がっています。

 海炎温泉 湯元ホテル小野浦

事故防止のためネットが張ってありましたが、一面の海は圧巻です。こちらは日が落ちた後の写真のため少し暗さがありますが、朝や夕暮れ時には綺麗な景色が眺められそうです。 

公式サイトの客室写真はこちら
https://www.onoura.jp/spa_rooms_facilities/#lnk_rooms 

屋上展望台『天空回廊』

ホテルの屋上は展望台として開放されていて、夜20時までは自由に海を眺めることができます。
展望台までは螺旋階段を上っていきます。 

屋上展望台『天空回廊』

展望台までは螺旋階段を上っていきます。
天空回廊は外にあるので、冬はとても寒いです。必ず防寒対をして行くことをおすすめします。

屋上展望台『天空回廊』 階段を上ると、柵に囲まれた展望スペースがあります。柵間は広めのため、隙間からスマホや持ち物を落とさないようにご注意ください 


屋上展望台『天空回廊』

このように、とても綺麗な海が見られます。夕陽が特に綺麗だそうなので、気になる方はチェックイン時間を早めに設定する良いと思います。ちなみに、展望台は20時まで開放されていますが、暗くなってしまうと海は全く見えなくなりますので、ぜひ日が沈む前に行ってみてくださいね。 

半個室でゆったり6大味覚を楽しめる『極上の極み会席』が絶品 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦

ホテルの夕食は、壁と仕切りで区切られた半個室でいただきます。完全個室ではなくても、他のお客様は見えずプライベートが確保されていて、過ごしやすかったです。 

 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦

極上の極み会席のメニュー

海炎温泉 湯元ホテル小野浦

ふぐ、伊勢海老、アワビ、地魚、知多牛、タコなど、メイン級食材をふんだんに使った会席料理を楽しめます。贅沢すぎる……! 

季節の前菜・トマトのサラダ 特製ドレッシング 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦

前菜はさつまいもの甘煮、魚を出汁のゼリーで固めたもの、昆布巻きでした。
サラダはトマトとチーズを一緒に食べると美味しかったです。ドレッシングとの相性が抜群。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
野間産生海苔甘酢漬

観光で訪れた野間の海で採れた生海苔。
磯の香りが強い海苔をお酢でさっぱり食べられます。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
とらふぐのてっさ

私が生まれて初めて食べるふぐのてっさ。ぷりぷりしていて、ほんのり脂がのったクセのない味わいがとにかく美味。薬味のネギと一緒にポン酢につけて食べると、もう最高でした。お酒が進む!夫は最近てっさを食べる機会があったそうですが、ここの方が美味しかったとのこと。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
伊勢海老のお造里

 

存在感がすさまじい伊勢海老もお刺身で。こちらも最高です。
食べ終えたらこの海老は一度回収され、出汁をとって伊勢汁として出していただけます。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
アワビバター焼き

 

ぷりぷりふわふわした肉厚な鮑です。
バターで焼いて美味しくないわけがありませんでした……。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
地魚旨煮

他のメインと比べて一見地味そうに見えますが、これが格別に美味しかったです。
シンプルな調味料でどうしてこんなに美味しく仕上げられるのか、プロの腕は本当に素晴らしい。
煮汁を吸い込んだ白身は日本酒にとにかく合います。煮汁だけでも肴になりそうなくらい。最高。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
知多牛稀少部位ステーキ

牛のステーキは、実は様々な宿で提供されることが多い料理なのですが、意外にも「普通に美味しい」のレベルで留まるものもあったりします。しかし、ここの知多牛のステーキは素晴らしかったです。大袈裟なようですが、ちょうどよく脂がのっていて柔らかくとろける感覚があります。ステーキソースもお肉によく合う味付けになっていて、最高に美味しかったです。 

 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
海老フライ

大きな海老フライ。食べ応えがすごいです。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
知多牛サーロインしゃぶしゃぶ

これも本当に美味しかったです。大きな知多牛サーロインが12枚も乗っていて、満足感があります。ほんの数秒お湯にくぐらせ、ほんのり赤い状態で美味しく食べられます。ポン酢とごまだれにつけることができますが、ポン酢の方がお肉の味を楽しめた気がします。(もちろんごまだれも美味しかったです!) 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
真ダコのしゃぶしゃぶ

ぷりぷりのタコをしゃぶしゃぶで。
さっぱり食べられるので、ぺろっとなくなります。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
茶碗蒸し

口直しに最適。中にも海老が入っています。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
穴子釜めし
海炎温泉 湯元ホテル小野浦
穴子釜めし

穴子がたっぷり入った釜めしです。そのまま食べても美味しいのですが、あとで提供していただけるお出汁をかけて食べる『穴子出汁茶漬け』も最高でした。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
伊勢汁

お造里で出てきた伊勢海老で出汁をとった伊勢汁は、海老の風味がぎゅっと詰まっています。
海老味噌の風味を少し感じるため、苦手な方は注意が必要かもしれません。ただ、私と夫も実は海老味噌が苦手なのですが、こちらは美味しく食べられました。 

海炎温泉 湯元ホテル小野浦
デザート(黒蜜の葛餅とフルーツ)

メロンとパイナップルは果肉が甘くジューシー。
葛餅は甘いものの、焼けるような甘さはなく上品でとっても食べやすいです。
口の中の脂などをさっぱり流してもらえる、お口直しに最高なデザートでした。
最後の最後まで本当に美味しかったです。 

知多の地酒 飲み比べセット

海炎温泉 湯元ホテル小野浦

海炎温泉 湯元ホテル小野浦

食事と一緒に、知多の地酒を3種類選べるセットを注文できます(今回は1~6までの2セットを注文しました)。お酒には詳しくなくても、実際に飲み比べてみると「これは辛め」「これはフルーティー」など漠然とした違いが分かります。私たち的には1番の『清酒盛田 純米吟醸』が最も美味しかったので、どこかで見つけたら買いたいと思います。 

夜は貸切露天風呂にも入れる

チェックイン時に、貸切露天風呂の予約ができます。(45分/1回)
ただし、シャワーや洗い場はなく湯舟のみのため、体を洗う場合には大浴場へ行く必要があるため、ご注意ください。(私は、予約したものの疲れて入らず。もったいなかったです……) 

公式サイトの『渚の離れ露天風呂』がそうだと思うのですが、今回ご案内いただいた際には料金は無料となっていました。宿泊か日帰りかや、プラン・状況によって変動する可能性がありますので、利用を検討する場合には事前にご確認いただいた方が安心かもしれません。 

https://www.onoura.jp/spa_rooms_facilities/#lnk_spa 

接客が丁寧

フロントはもちろん、食事を運ぶ給仕さんなど、どのスタッフの方もとても親切で気持ちの良い接客でした。私たちと同日で宿泊していたお子さに対しても優しく接されていた印象があるため、お子様連れでも足を運びやすいと思います。 

『海炎温泉 湯元ホテル小野浦』まとめ

口コミ通り、とにかく料理の満足感が高いホテルでした。量はもちろん、味も本当に最高です。
日帰りランチがあるそうなので、近隣に在住の方はこれだけでも行く価値がありそうです。
私もいつか必ず来訪したいと思うほど素晴らしい宿でした。良い発見ができました! 

ホテルの概要 

『海炎温泉 湯元ホテル小野浦』 

Tel.(0569)-87-0368
※電話受付は8時~20時まで
住所:愛知県知多郡美浜町大字小野浦字風宮崎2-1
駐車場:あり、先着順
送迎バス:あり(知多奥田駅から)、予約必須
URLhttps://www.onoura.jp/ 

住所:愛知県知多郡美浜町大字小野浦字風宮崎2-1

ウミ

「非日常感が生きるスパイス!」 をモットーに、美味しいものとお気に入りのスポットを探しています。知多半島で実際に訪れた場所をありのままご紹介していきます。

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