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歴史好き女子に届けたい！南知多「岩屋寺」の魅力

1,200年の歴史に包まれる古刹

岩屋寺

岩屋寺は、奈良時代初期、行基によって開創されたと伝わる由緒あるお寺。三河湾を望む南知多の小高い山の中腹にあり、千年以上の長い歴史の中で多くの人々の信仰を集めてきました。特に真言宗の霊場として名高く、知多四国八十八ヶ所霊場の一つでもあります。

岩屋寺

とても広いです。

神秘的な奥之院へ

岩屋寺

「岩屋寺」という名の通り、境内には巨石が点在し、古来より修験道の行場としても知られてきました。歴史ロマンを感じさせる奥之院は岩窟や石仏群が置かれた参道など、神秘的な空間が広がります。ちょっとした冒険気分です。

岩屋寺

大師岳修行体験で心身リフレッシュ

岩屋寺

境内の奥にそびえる大師岳（たいしだけ）の登山道は整備されており、気軽に山頂まで登ることができます。そして山頂から望む三河湾の絶景はまさに心洗われるひととき。歴史を感じながら自分と向き合うプチ修行体験は、歴史好き女子にこそ味わってほしい特別な時間です。

岩屋寺

大師岳入口

岩屋寺

弘法大師ゆかりの伝説にふれる、歴史ロマン

岩屋寺の境内には、弘法大師・空海の伝説が今も息づいています。弘仁5年（814）、弘法大師が知多半島に上陸し、ここ岩屋の地で百日間の護摩修法を行ったと伝えられる聖地。その縁を受け、毎月17日には奥之院で護摩法要が行われ、多くの参拝者で賑わいます。
岩窟や石仏をめぐりながら、千年の時を感じてみてはいかが？

岩屋寺オリジナルTシャツがオシャレ

南知多・岩屋寺のふたつの貴重な宝物

岩屋寺

【国指定文化財】大蔵経（だいぞうきょう・一切経）
岩屋寺には、宋の時代（1250年）に刊行された一切経5,463帖が大切に残されています。
宋版・和版・写本が揃い、状態も良好。宝徳3年（1451年）に大野城主・佐治盛光が奉納したもので、当時の目録や書状も一緒に国指定文化財になっています。全国でも貴重な仏教経典コレクションです。
詳しくはこちらの動画で（https://www.youtube.com/watch?v=sogc0-l-tio）

【国指定重要文化財】金銅法具類（こんどうほうぐるい）
寺伝によると、弘法大師・空海が入唐時に願い持ち帰った法具と伝わるもの。
大同3年（808年）奥之院開創の法要に使われたとされ、鎌倉時代前半の作と考えられています。
詳しくはこちらの動画で（https://www.youtube.com/watch?v=h-T63aaH0yI）

歴史と信仰の重みを今に伝える、南知多・岩屋寺のふたつの宝物。訪れた際は、ぜひその由緒と歴史に思いを馳せてみてくださいね。