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For International Visitors

リサイクル素材で作るオリジナルキーホルダー

#ワークショップ

皆さん、こんにちは！

秋も深まり、朝晩は随分冷えるようになりましたね。私は最近、夜に温かい梅昆布茶を飲むことにはまっています。仕事の疲れがふうっと癒される瞬間です。
皆さんは寒い時期の習慣などありますか？

今回は、株式会社MEISEIさんのオリジナルキーホルダー作りの体験教室に参加してきたので、その様子をレポートしたいと思います。
スタッフ3名で参加してきました。果たして上手に作れるのか…？

株式会社MEISEIとは？

メイセイワークショップ

株式会社MEISEI（旧社名：株式会社名古屋精密金型）は、愛知県東浦町にある主にプラスチック成型用金型の設計・製造やメンテナンスを行っている会社です。
自動車ヘッドランプの金型製造から始まり、その他様々な部品や大型金型まで、多種多様なニーズに応えられるよう事業を行っています。
また、近年はSDGｓにも力を入れており、「100年先も社会の循環に金型で貢献し続ける」ことを目指して、廃棄食材を活用した植物由来でサスティナブルなプラスチックの製造も注目されている事業の一つです。
東浦町の特産品でもある「巨峰」の育成過程で出てしまう摘果ぶどうや、お米などの廃棄農産物を植物由来のプラスチック食器などに生まれ変わらせる研究開発を行い、見事実用化に成功しました。

ワークショップの概要

さて、今回私たちが参加させていただいたのは、MEISEIさんが環境保護活動の一環として提供している、プラスチック材料を再利用したキーホルダー作りです！
ペットボトルキャップなどを細かくチップ状にしたものを高温で溶かし、金型で成型していきます。

こちらが今回使用したプラスチックのチップ。

メイセイワークショップ

白、青、緑などカラフルです。
青色はお水のペットボトルキャップが多かったように見えます。緑色はお茶など。こうして見ると、ペットボトルキャップっていろんな色があるんですね……
それを溶かして成型するのがこの機械！　なんとMEISEIさんの自作です。

メイセイワークショップ

武骨でかっこいいです。ちなみに2号機とのこと。

そもそもこの成形機を作るきっかけとなったのは、とある企業様から「ペットボトルキャップを使ってサングラスを作りたい」という依頼があったからだそうです。
そのための機械を設計・製造し、いろいろなご苦労があったそうですが無事納品。その完成度の高さからその後も同じような依頼がいくつも舞い込み、それらを経てアップグレードを重ね現在の2号機が完成しました。
環境保護やSDGｓについて、地域の人にももっと啓蒙したいと、このワークショップを開催されています。

キーホルダーはTシャツ型やコイン型などから選べ、まずはTシャツ型に挑戦。
作り方は思ったよりもシンプルでした！
まずチップを投入口に入れます。こんな感じ。

メイセイワークショップ

入れたら、機械が熱で溶かしてくれるのを待ちます。その温度は約250度とかなり高温なので、ちょっとドキドキします。

溶けたら、セットされた金型へと溶液を流し込むために、一番上にあるレバーを思いっきり押し下げます。
これが思ったよりも力が必要で、女性は特に全力で行かねば負ける相手。全体重をかけます。

メイセイワークショップ

「んんん～～～！！」と思わず唸りながら型へ注入。
そして初挑戦の成果がこちら。

メイセイワークショップ

Tシャツ…といえばTシャツですが…んん？？

どうやら流し込む溶液が足りず、成型が不十分だったようです。結構力を入れて頑張ったのですが、まだまだのようです。
めげずにもう一度チャレンジ。今度は頭の先からつま先まで全身の力を込めてレバーを押し下げます。
2回目の挑戦やいかに！？

メイセイワークショップ

で、できたーー！！
キレイにTシャツ型に成型出来ました！ペットボトルキャップの色の違いで、きれいなマーブル模様ができあがっています。とてもきれい！
コツをつかんだ私たちはどんどん作っていきました。コイン型にも挑戦したのですが、こちらはTシャツ型よりも流し込む溶液が多く、その分レバーを下げるのも大変です。
私は3回挑戦しましたが、3回とも失敗。見かねた上司（男性）が代わってくれました…

メイセイワークショップそして完成！