名鉄南加木屋駅から徒歩3分。中日新聞加木屋専売所の1階に併設された「焙煎豆屋RODECO 」は、7月30日にリニューアルオープンしたばかり。新鮮な豆を一粒ずつ丁寧に選別し、店内で焙煎。香り豊かな自家焙煎珈琲をテイクアウトでも、イートインでも楽しめるお店。生活圏内に住む私は、買い物ついでに立ち寄ってみました～！
なぜ新聞店に「焙煎豆屋」を併設？
一見すると新聞店にしか見えない外観。なぜコーヒー店を？――そう尋ねると、店主は笑顔でこう答えてくれました。「もともとコーヒーが大好きで、夫婦でラテを飲むためだけにイタリア旅行に行くほど(笑)いつでも美味しいコーヒーを飲みたいと思い、どうせなら地域の方にも楽しんでいただける場をつくろうと、新聞店に併設する形で長年の夢だったコーヒー屋を始めました」。そんな店主の“コーヒー愛”が詰まった空間だからこそ、訪れるお客さんも自然とリラックスできる雰囲気が広がっています。
豆選びから始まる“わたしだけの一杯”
訪れた際には、リニューアルで新設されたイートインスペースを利用してアイスドリップ（550円）をいただきました。店頭カウンターには種類豊富な焙煎豆が並び、どれにしようかと迷っていると、スタッフに「苦すぎるのはちょっと…」と好みを伝えると中深煎りのタンザニアをおすすめしてくれました。一口飲んでみると、甘い香りがふんわり広がり、爽やかな飲み口でありながら、しっかり焙煎の深みも感じられる絶妙なバランス。暑い日のクールダウンにぴったりで、大満足の一杯でした。
さらに、今回のリニューアルで新登場したのが、北海道産生乳を使用したソフトクリーム（450円）。コク深いのに後味はさっぱりしていて、コーヒーと一緒に楽しめば絶妙なマリアージュを味わえます。ソフトクリームに濃厚エスプレッソを注ぐアフォガード（500円）、さらには宇治抹茶を使ったお抹茶アフォガード（¥550）も見逃せません。数量限定で提供される「気まぐれおやつ」（¥400）もあり、ドリンクとセットでお得に楽しめるのも魅力です。
貸しスペースOKの焙煎カフェ
イートインスペースにはお子様用のイスも用意されており、子連れでも安心して利用できます。コーヒーやソフトクリームを楽しむだけでなく、貸しスペースとしての利用も可能。地域の新聞店から始まった“コーヒー空間”は、今や南加木屋の小さな憩いの場となっています。店主の想いと焙煎へのこだわりが詰まった「焙煎豆屋RODECO」で、あなただけのお気に入りの一杯を見つけてみてはいかがですか？
焙煎豆屋RODECO
愛知県東海市加木屋町寺ノ前32-1
電話：0562-34-2205
10：00～17：00
日曜・祝日
