【知多半島情報誌「Step」特集】多肉とサボテンのある暮らし — 育てる、飾る、作ってみる —

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まずは、ひと鉢から。

部屋にひと鉢あるだけで、不思議と気持ちが整う。そんな〝緑のある暮らし〟を始めてみませんか?
実は知多半島は、常滑・南知多・美浜を中心に鉢物生産がとても盛んな地域。なかでも南知多町は、昭和40年代から続く「デンマークカクタス」の栽培で国内トップクラスのシェアを誇る、伝統ある産地です。最近では、忙しい日々でも育てやすいサボテンや多肉植物が改めて人気。暑さに強く、お世話が簡単なうえ、その愛らしい姿には思わず愛着が湧いてしまいます。
今回は地元の生産者を訪ね、魅力や楽しみ方を教わりました。素敵なショップやワークショップなど、体験の入り口もご紹介。まずは小さく、気軽に始めてみませんか。

 

 

なぜ南知多はデンマークカクタス(シャコバサボテン)の名産地に?

全国トップクラスのシェアを誇る背景には、この地ならではの土壌「ガラ(頁岩/けつがん)」の存在があります。
もろく自然に砕けたこの小石状の土は、水はけと保水性が絶妙。根腐れを防ぎ、色鮮やかで高品質な一鉢を育む鍵となりました。

取材協力 JAあいち知多

お世話は簡単、可愛さは想像以上。

多肉植物

見た目も、育て方も自由。

ここ数年でぐっと人気を伸ばしている多肉植物。その魅力を求めて、南知多町内海の信華園を訪ねました。ハウスに足を踏み入れると、色も形もさまざまな多肉植物がずらり。花のように華やかなもの、ぷっくりとした肉球のようなもの、まるで石のような質感のものまで、その表情の豊かさに思わず見入ってしまいます。「多肉植物は、葉や茎に水分を蓄えることで乾燥にも強く、初めての方でも育てやすいのが魅力です」と話すのは当園の遠渡壮真さん。なかには季節によって色づきが変わる種類もあり、秋には紅葉を楽しめるのも面白いところです。室内に飾るもよし、庭に取り入れるもよし。気軽に暮らしに取り入れられる自由さも、多肉植物ならではの魅力。まずはお気に入りのひと鉢を見つけることから始めてみると、新しい楽しみが広がりそうです。

コレが育てやすい!

セダム類
丸くてぷっくりとした葉がかわいいセダムは、初心者にも育てやすい多肉植物。乾燥に強く、水やりも控えめでOKなので忙しい方にもぴったりです。ちぎって土に置くだけで増える手軽さも魅力

 

苗の塔錦


オーロラ


火祭り


シンタマツヅリ

 
教えてもらいました!

\ 花き市場での経験を活かし、多肉植物の魅力を発信しながら新しい提案に取り組んでいます /


遠渡壮真さん

信華園&MIYABI園
南知多町内海
(農園の見学はできません。出店情報はInstagramを参照ください)
Instagram

 


 

サボテン

じっくり育てる楽しさ。

サボテンの魅力に惹かれ、ついには就農したというコパンサボテン園を訪ねました。園内には数百種類ものサボテンが並び、その個性豊かな姿に驚かされます。ここで育てられているのは、タネからじっくりと時間をかけて育てた実生サボテン。同じ種からでも形や表情が異なり、「ひとつとして同じものがない」のも魅力のひとつです。「初めての方には、トゲがなく触れられる〝なでりん〟シリーズがおすすめです。小さなお子さまやペットがいるご家庭でも安心して楽しめますよ」と園主の片岡さん。見た目のかわいらしさはもちろん、丈夫で長く育てられるのも嬉しいポイントです。育てるうちに少しずつ愛着が増していく感覚は、サボテンならでは。難しそうに見えて、実はぐっと身近な存在です。

コレが育てやすい!

アストロフィツム属/ロフォフォラ属
星のような形が楽しいアストロフィツム属と、トゲがなくやわらかな質感のロフォフォラ属は、どちらも育てやすいサボテン。乾燥に強く、水やりも少なくてよいため初心者でも安心です

 


まだ数cm。でももうサボテンの顔


マミラリア属 銀手毬


マミラリア属 希望丸


エキノセレウス属 紫太陽

 
教えてもらいました!

珍しいサボテンにも出会える専門店で、直売所では相談しながら選べるのがうれしいポイント。
\ 多肉植物や塊根植物、アガベ、ユーフォルビアなども手がけています /


園主の片岡寛武さんと民子さん

コパンサボテン園
半田市石塚町2-55
Instagram

 

Step編集室

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