【オープン】トイレ文化を世界発信!INAXライミュージアム「トイレの文化館」

「トイレの文化館」とは?

こんにちは。「光るどろだんごづくり」でお馴染みの「INAXライブミュージアム」に、日本のトイレ文化を発信する展示館「トイレの文化館」が4月17日(木)にオープンしました。小学生の息子に話したら「トイレ文化ってなぁに?」と興味深々の様子。確かに、トイレって日常的過ぎて、その歴史や文化について考えたが事なかった……。常滑焼の発祥、知多半島在住でこれはいけないと思い、早速学びに行ってきました!

愛知県常滑市にあるINAXライブミュージアムに、7つ目の館として開館した「トイレの文化館」。木製便器の時代から、華やかに装飾された陶磁器製便器、やがて水洗化を経て和魂洋才の技術的な発展と空間としての充実を遂げた現代のトイレに至る歩みを、約50点の実物展示と豊富な資料を展示しています。

明治の小便器のインスタレーションが芸術的

2階の展示室に入ると、明治時代の小便器のインスタレーションが目を引きます。白地に青で美しい絵付けを施した染付の便器は、「えっ、これがトイレ???」って感じるぐらい美しいの!聞けば、明治時代後期の旅館や料亭など、お客様をもてなす場所で使われた男性用小便器。映像からもトイレの清浄性や清らかさを感じます。展示室では、木製おまるから装飾的な陶磁器製便器、水洗化を経て空間としても充実した現代のトイレに至る、日本のトイレの歴史を辿る展示。特に、かつての絵図面から復元した江戸城本丸の樋箱(ひばこ)は歴史好きキッズにはたまらないね。

イギリスで発明された水洗便器は初出展

展示の中でも、世界に先駆けて発明された19世紀イギリスの近代的な水洗トイレは貴重なコレクション。国産初の温水洗浄機能付き便器(シャワートイレ)など、日本のトイレ史を飾るトイレの数々が並びます。

お土産に限定トイレットペーパーも販売

展示を振り返ればどれも美しかったけど、最初のインスタレーションは小便器に日本のおもてなしの心が映し出されていて感動したな~。この感動を持ち帰れるように、染付柄のトイレットペーパーをミュージアムショップで販売していると聞き付けて買いに行きました。さらに、「陶楽工房」ではプチトイレ絵付け体験(事前予約制)も楽しめます。こんなトイレあったらいいなを叶える世界にたったひとつのプチトイレを作りませんか?

 

INAXライブミュージアム

愛知県常滑市奥栄町1-130

TEL:0569-34-8282

休館日:水曜日(4/30、8/13および祝日は開館)、年末年始

共通入館料:一般:1000円、学生:800円 、中・高生:500円、小学生:250円

※体験料金は、別途必要

https://livingculture.lixil.com/ilm/

 

 

住所:愛知県常滑市奥栄町1丁目130

かーちゃん

やんちゃな2人の息子のかーちゃん。サーフィンと空手が大好き。元某グルメ雑誌の編集者でリサーチ好き。鼻がきく

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