夏の訪れを告げる、ちょっと不思議でとびきり楽しいお祭り。それが愛知県南知多町・豊浜地区で開催される「豊浜鯛まつり」です。
「奇祭」と呼ばれるのも納得。町じゅうを練り歩くのは巨大な鯛!


遠くからでもその大きさに目を見張ります!

小鯛もいました!
地区ごとに競うように、数メートルから十数メートルにもなる大きな鯛が作られます。しかも鯛は毎年一から作り変えられるため、祭りが近づくと町のあちこちに新しい鯛が出現します。まるで住民みんなが大きな生き物を育てているような、そんなワクワク感に包まれるのです。
まつりのクライマックスはまさかの展開!
元気や安全を願って、なんと巨大な鯛が鳥居に向かって全力突進!
バリバリッと壊すその瞬間は、思わず「おぉ〜!」と声が出ちゃうかも。
迫力の動画はこちらから!https://www.youtube.com/watch?v=r82NZWdG1IA
2025年は、7月27日(土)・28日(日)に開催予定!

- 魚ひろばに集結!7月27日(日)11:30頃(予定)
豊浜魚ひろばに、東部・中村・半月の鯛が大集結。祝い込みが行われ、太鼓の音とともに鯛が躍動します。
- 夜は花火大会も!
27日の夜には「打ち上げ花火」で、夜空に大輪の花が咲きます。夏の思い出にぴったりです。
鯛まつりの歴史を少しだけ

このお祭りの起源は、中洲神社で使われた張子のハツカネズミから始まったそう。時を経て、ゾウやエビなども登場したとか。そして20世紀初頭には現在のような漁師町を象徴する大きな鯛の張子が主役になり、陸を歩き、海を泳ぐ祭りへと進化していきました。
https://www.youtube.com/watch?v=o8Jeqwad0Es
鯛は豊浜のマスコット!
お祭り以外でも、町では鯛があちこちで出迎えてくれます。

地魚や海鮮料理が楽しめる魚ひろば(http://sakanahiroba.net/)

おすすめスイーツは、地元・永和堂製菓(https://www.eiwado.net/)の「たいぱい」。
お土産には、えびせんべいも外せませんね。豊丘インターに近い、えびせんべい工場直売所・鯛まつり広場(http://taimaturihiroba.jp/)もぜひ立ち寄ってみてくださいね。
夏の風を感じながら、町を泳ぐ大きな鯛を眺めてみませんか?
豊浜鯛まつり
愛知県知多郡南知多町豊浜界隈
【交通】
電車:名古屋鉄道河和線 河和駅より海っ子バスにて豊浜バス停下車
車:知多半島道路経由南知多道路「豊丘IC」より豊浜方面へ約5分
【電話】
0569-62-3100(南知多町観光協会)
【HP】南知多観光協会
