秋も深まる10月。知多半島産オリーブの収穫時期がやって来た。
知多半島産のオリーブの量はまだまだ少ないが、ふっくらした実の中には果汁(オイル)がたっぷり蓄えられている。
この実を機械にかけて絞った果汁が〝オリーブオイル〟となる。
搾りたてのオリーブオイルは爽やかな香りが立つ。緑のうちに収穫されたものは、オリーブ本来の「香り」や「味わい」を、熟したオリーブは油分が多いのでコクやジューシーさがある。
オリーブの栽培は、紀元前4000年前から始まったと言われており、オリーブの生産は今も昔も地中海沿岸が中心。スペインやイタリアのほかトルコやモロッコ、チュニジア等でも生産盛んで、最近では日本、中国を始め世界中にオリーブの栽培が広がっている。オリーブの搾油方法は古代から変らないが機械の進歩により搾油技術は上がっているという。
高まる健康志向の中、オレイン酸が多く含まれるオリーブオイルが人気だ。非加熱でできるオリーブオイルはワインと同じようにその土地の風土気候を描写するほど味わい深い。単なるオイルではなく、その味の多彩さは調味料の一つとして楽しんだ方がもっと面白くなる。
知多半島とイタリア、地形や気候条件もよく似ている。食材のバリエーションも豊富で、シンプルな調理方法で食べ方もよく似ている。
最近の料理は、地元の料理と新鮮な野菜を使ったナチュラル&ヘルシーな料理に向かっているという。多くの多様性を受け入れてきた知多半島に、自家製のオリーブオイル加わることで、ここから新たな食文化へと繋がっていくかも知れない。
みんなで味わいたい!搾りたてのオリーブオイル!
2023年8月に半田市内に開所したオリーブ搾油所「frantoio-chithanto(フラントイオ・チタハントウ)」で、知多半島で収穫したものをその日のうちに知多半島で搾油できるようになった。栽培の支援も行っているのでお問い合わせはお気軽に。
住所:半田市栄町3-123 知多印刷㈱内
TEL:090-9862-7933
ココジモコラボ 商品開発室便り
2024年1月〜3月に
第2回 知多半島オリーブ講座開講。
昨年好評だったオリーブ講座を今年も開講。オリーブオイルソムリエ亀山絵美さんと一緒にオリーブのテイスティング&ランチ、剪定、植樹を学ぶ3回講座。詳しくは知多半島オリーブストリート公式HPでご案内します。
ホームページ:https://chitahantolive.com/
本記事でご紹介したオリーブは
ココジモ内でも販売しております。