今年で第30回を迎える「国際ピアノコンクールin知多」は知多半島で行われている本格的なピアノコンクール。1993年に行われた「ピアノフェスティバルin知多」が基になり、その後「ピアノコンクールin知多」に名称変更を経て継続してきた。
「国際ピアノコンクールin知多」の参加者たちが特に楽しみにしているのが、コンクール受賞者から選出される「褒賞コンサート」だ。ピアノコンチェルト形式の本格的なコンサートで、プロの演奏家、エレクトーン講師陣を迎え、選出者はピアニストとして参加できるというもの。
このコンクールを長年主催しているのが、知多半島を拠点に音楽教育の場を提供する株式会社マツイシ楽器店。社長の松石さんは「地域が芸術を育めるようになれば、国際的な感性も一層磨かれることになる。国際空港を擁する知多半島だからこそ、その土台作りを音楽から支えていきたい」と思いを語る。
第30回の本選は2023年7月8日に「おおぶ文化交流の杜」で開かれる予定。今年はどんな才能が発掘されるのか、大いに期待したい。
国際ピアノコンクールin知多
知多半島で開催されるピアノコンクール。国籍不問、年齢別の7部門とアマチュア部門の8部門からなる。予選は指定の課題曲から選択、本選は自由曲となる。
※2023 第30回の受付は終了。