【知多半島魅力紹介】
阿久比米「れんげちゃん」

阿久比町はまちの真ん中を阿久比川が流れ、保湿力が高い粘土質の土地は、米作りに最適な水田を育んでいる。米どころとして阿久比の名が記録されているのは今から1300年以上も前。藤原京から出土した木簡に「甲午年(西暦694年)阿具比」とあり、その歴史を窺い知ることができる。

古代から米作りに長けた阿久比の農家の人たちが、昭和64年からお米本来の味を求めて「れんげ農法」に取り組み始めた。 れんげ農法は、苗を植える前にれんげ畑を作って、空気中の窒素を取り込んだれんげを土に漉き込むことで、有機肥料として利用するもの。土の活性化で稲が元気になり、化学肥料や農薬を使わずに安心して食べられるお米を作ることができるという。

戦後の食糧不足から産量のため化学肥料による米作りが主流となり、手間のかかるれんげ農法は廃れていったが、昭和30年代まで行われてきた伝統的な農法だった。

 

早いものでは8月下旬から収穫が始まっている。
コシヒカリ、ミルキークイーンなどが人気の品種だ。

「れんげちゃん研究会」が作る農薬を可能な限り使わずにできた阿久比米「れんげちゃん」は、モチモチの食感が楽しめ、噛むと甘さが残る。平成12年には農林水産大臣賞、平成18年には日本農業賞を受賞。食への関心が高まる中、安心して選べるブランド米としてますます注目が集まっている。

れんげちゃん研究会
現在15人の農家が集まり、阿久比米れんげちゃん研究会として常に安全でおいしいお米作りを目指して研究を重ねている。
ホームページ:https://www.renge-chan.com/

ココジモコラボ 商品開発室便り
贅沢に「れんげちゃん」を使ったお米の麺

阿久比米「れんげちゃん」の生産者が作る、コシヒカリから製造された米粉のパスタとうどん。生麺だから茹で時間も2~3分と短く、麺はもちもち食感だ。小麦粉の麺よりも低カロリー・低脂肪・低タンパク、小麦や卵などアレルギー表示対象27品目を不使用。小麦アレルギーの方にもおすすめ。1人前分128g入り。

つづき農場
ホームページ:https:// http://www.senshou.net/item/pasta/

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