愛知県を代表する醸造メーカー「盛田」が手掛ける「盛田 味の館」は、伝統的な天然醸造製法で造られる豆味噌を使った食事や地酒、調味料の直売コーナー、工場見学(団体向け)、十五代当主 盛田昭夫(SONY創業者)常設展などが楽しめる企業博物館です。
およそ180年前の味噌蔵を改装した建物は、天窓から自然光が差し込み、大きな杉桶がいくつも並ぶ醸造蔵らしい雰囲気を醸し出しています。
江戸時代から続く知多半島を代表する旧家
盛田家は江戸時代のはじめから、庄屋を勤めてきた旧家です。今から350年ほど前の1665年の日本酒造りに始まり、代表銘柄清酒「ねのひ」を筆頭に、豆味噌(八丁味噌)、たまり醤油、つゆ、たれ、みりんなど、日本の食卓に欠かせない調味料を造り続けています。
「盛田 味の館」の前には伊勢湾が広がり中部国際空港「セントレア」が望めます。たまりしょうゆソフトクリームを食べながら、海や行き来する飛行機を眺めるものいいものです。ただし強風の日はおすすめしません。ソフトクリームがぶっ飛びます(笑)
また、海岸沿いを少し南に車を走らせると坂井海岸に出ます。海に沈みゆく美しい夕陽が楽しめる穴場スポットで、海水浴シーズン以外は無料で車を停められるのもうれしいポイントです。
近くには海鮮創作酒房「湾(べい)」(http://aichi.j47.jp/bei/)があり新鮮な地魚料理で人気です。
館内入口右手にある盛田昭夫氏の足跡とゆかりの品を展示したコーナーです。2020年7月に盛田味の蔵の北側には「盛田昭夫塾」もオープンしました。こちらは盛田昭夫氏とその妻、盛田良子さんの人となりを所蔵品の展示を中心に紹介している施設で、キューブを組み合わせたような外観が印象的です。
盛田昭夫塾はWEBにて要予約制https://tengai-f.com/ja/morita
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