【知多半島情報誌「Step」特集】
日帰りで行く おふろ その1

冬だからこそ「寒い」を楽しむ
ぽかぽかお風呂で湯(ゆ)ったり時間

寒さが身に染みるこの季節。体は縮こまるし、手足は冷たいし、毎日忙しくてなんだか疲れた……そんな時こそ、心も体もあたたまる天然温泉へ出かけてみてはいかが?
緑に囲まれた露天風呂や、海が見える大浴場。お風呂だけでなく美味しい食事を味わえたり、ほてった体を休めるリラクゼーションスペースなど、サービスが充実した施設が知多半島にはたくさん。
今回の特集では、日帰りで楽しめる天然温泉をご紹介!

【半田】まるは ごんぎつねの湯

 

東海エリア泉質ランキング2位にも選出され、県外からも温泉通が通う名所。59.2℃という県内でも屈指の高温源泉は泉質の良さにも評判があり、約16種の効果効能が自慢。そんな「ごんぎつねの湯」が昨年修繕工事を行い、今まで以上に快適で愛される温泉へと全面リニューアル。新しくなった名湯で、昔ながらの趣を感じながら身体の芯から温まろう。

源泉掛け流し(下記「豆知識」参照)滝つぼ湯がある。

ファンからの強い要望に応え、サウナはリニューアルを機に約2倍に拡張(セルフロウリュタワー)。話題の温活を広々と楽しめる。

施設内では、まるは食堂の料理が楽しめる。「ごんぎつね定食」「ごんぎつねいなりセット」など、ごんぎつねの湯店ならではのメニューも。(写真はごんぎつね定食)

まるは ごんぎつねの湯


Tel 0569-27-8878
愛知県半田市平和町5-73-3
10:00~22:00(21:00最終受付)
月曜休(祝日の場合は翌火曜休)
毎月26日~月末までは休まず営業
駐車場あり
【入浴料】
大人平日900円、土日祝950円
小人(4歳以上小学生まで)平日400円、土日祝450円
3歳以下無料
※繁忙期は料金が変わります。
URL:https://maruhagongitsunenoyu.com/

 

【南知多】まるは食堂旅館 うめ乃湯

 

南知多の海岸を臨む天然温泉「うめ乃湯」。1500mの地下から涌き出るナトリウム塩化物強塩泉を源泉とし、その泉質は疲労回復、冷え症、神経痛、関節痛など様々な効能があると言われている。大浴場には伊勢湾を一望できる大きな窓があり、絶好のロケーションも相まって心と身体も癒される。

入浴後は2階のリラクゼーションルームで一休み。ここでも伊勢湾を臨めるから、遠くの白波や行き交う船を眺めながらゆったり過ごしてリフレッシュ。

温泉の前に、隣のまるは食堂でお腹を満たすのもおすすめ。地元の市場で買い付けた新鮮な海の幸と、まるは名物ジャンボエビフライが味わえる。レシート提示で入浴料が100円引きに。

まるは食堂旅館 うめ乃湯


Tel 0569-65-1315
愛知県知多郡南知多町豊浜峠8
10:00~21:00(20:30最終受付)
年中無休(不定期でメンテナンス休業あり)
駐車場あり
【入浴料】
大人700円、小人500円
URL:http://www.maruha-net.co.jp/shop/honten/

 

お風呂・温泉豆知識

天然温泉と源泉掛け流し
そもそも温泉とは、地中から湧き出す水が25度以上または温泉と定義できる一定の物質が含まれているものを言い、中でも温泉法で定められた温度や成分含有量などの条件を満たしたものが「天然温泉」と謳える。
またよく耳にする「源泉掛け流し」とは、源泉からのお湯に加温・加水・循環ろ過をせずに放流式であるお湯のことを言うが、一方で温泉は貴重な天然資源であるため、循環して大事に使うことが必要な場合もある。
白や緑、茶色などの色付きのお湯の方が成分が濃い?
温泉の色は成分の特徴が表れたもので、例えば中性から酸性の硫黄泉は乳白色、含鉄泉は茶褐色・赤色が多く見られるが、色付きの方が成分が濃くて透明は薄いとは限らない。温泉の色は基本は全て透明で、空気に触れて成分が酸化することで色がつく場合がほとんど。
サウナ・水風呂の効果と注意
最近のサウナブームの理由の一つに「ととのう」という体験がある。サウナ・水風呂・外気浴を繰り返すことで得られる身体の深いリラックス状態のことを言い、そのためにはサウナのみならず水風呂も欠かせない。サウナ後の水風呂は血行促進の効果があるが、体温が急激に変化し、心臓への負担も大きいため「手足からゆっくり入る」「浸かる時間は長くても1分以内」などを心がけ、体調に不安があるときは控えるようにしよう。
【出典】 「愛知県衛生研究所」公式サイト/「お風呂メディア」公式サイト/「じゃらんnet」公式サイト
Step編集室

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