はじめに
本を読まない生涯を送って来ました。
そんな私ですが、最近は太宰治の小説に夢中になっており、今回は少しそれらしいご挨拶から始めさせていただきました。
幼い頃の私は読書があまり得意ではなく、いつも20ページほどで本を閉じてしまうような子どもでした。
けれど大人になった今、文字だけで情景や心情を想像することの面白さに気づき、本との向き合い方が大きく変わりました。
今では週に一度は本屋に足を運び、ゆったりとした時間を楽しんでいます。
今回は、「TSUTAYA いまじん白揚半田店」へ特に目的もなくふらりと立ち寄ってみました。
そこで購入したものをご紹介させていただきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
今回購入したもの

まず手に取ったのは、以前から気になっていた星新一さんの小説『ボッコちゃん』(新潮文庫)。
ショートショート(短編)の名作で、著者の傑作50編を1編約5分で読めるというのが魅力です。
忙しくても自分のペースで無理なく楽しめる一冊とのことで選びました。

二冊目は外国語コーナーで偶然見つけた学習書。
原作:九井諒子『ダンジョン飯英会話 Explore the World of Delicious in Dungeon in English』(KADOKAWA)。
人気漫画『ダンジョン飯』の名セリフを通して英語が学べる本で、以前Netflixでアニメを観て内容を知っていたこともあり、楽しく学習できそうだと興味を持ち、購入しました。

そして最後に文具コーナーで見つけたのが、コクヨのリングノート。
リング部分がぷよぷよした柔らかい素材で、手に当たっても痛くなく、メモが取りやすそうだと思って選びました。
まとめ
近年はネットショッピングや電子書籍の普及により、わざわざ本屋を訪れる機会が減ってしまったという方も多いかもしれません。
ワンクリックで欲しい本が手に入り、スマートフォン一つでどこでも読書ができる便利な時代です。
しかし、だからこそ改めて本屋という空間の魅力に目を向けてみるのも良いのではないでしょうか。本屋では、実際に本を手に取りながらじっくりとページをめくり、自分のペースで気になる一冊を探す楽しさがあります。陳列棚を何気なく眺めているうちに、思いがけず心を惹かれる本と出会うこともあるでしょう。
たとえ明確に読みたい本が決まっていなくても、ジャンルや装丁、帯の言葉に惹かれて手に取った一冊が、後に忘れられない読書体験になるかもしれません。
本屋には、そんな偶然の出会いや、心が躍るような発見の瞬間があふれています。本好きの方はもちろん、普段あまり本に触れる機会がない方にも、ぜひ足を運んでほしい場所です。
